プラネタリウム    作詞:竜太朗 / 作曲:Tadashi ボクの奥に鍵をかけた 痛みとかいろいろ閉じ込めた 夜空の上 鳴り止まない囁く声に耳を塞いで 見上げているボクの前で夜の粒子が星をみがく なんで僕が泣きたいのか  やっとわかった 何もない僕はどこに行けばいいのかな? ずっとかわかない涙がどんどんあふれた 嘘みたいな目覚めない星 手を伸ばして君だけ探すけれど にせものだから きっと届かない 何もない僕はどこに行けばいいのかな? ずっとかわかない涙がどんどんあふれた あのね、思い出は痛いくらいきれいだから 鍵をかけていつまでもボクに閉じ込めなきゃーーーー。 どんどん遠く どんどん遠く 君がいなくなる いなくなる 散リユク僕ラ    作詞:竜太朗 / 作曲:Akira あの日。空は眩しくて、少し寒い午後でした。       * にじむインク気にしては言葉つむぎ絵空事。 それで出来た青痣は綺麗だから見せたいな、 君にーーーーーーー。 吐き出して 吐き出して 吐き出したけど、 意味なんて 意味なんて 何にもなくて、 瞬間も永遠も変わんないから 悲しくて君の手だけ、 僕はギュッと、握ってるんだ。 飾る花は散りました。 だから僕は出掛けます。 白い僕のため息で、外はまるで磨りガラス。 少し早く歩かなきゃ、そして君に会いにゆこう、 すぐにーーーーー。 なくなって なくなって しまいそうでも、 何百回 何千回 祈ってみた。 感情も感傷も欲しくないから 悲しくて君の手だけ、 僕はギュッと、握ってるんだ。       * 冬の日。遊園地。君とふたり。 泣きだす子。観覧車。傾いた日差し。 花咲いた、花裂いた、 その瞬間ほら、 このまま散リユク僕ラ。 プラットホーム    作詞:竜太朗 / 作曲:Akira 衛生的。 タイルの駅。 どこかで笑い声、ケラケラ。 僕だけ目を閉じて耳を塞いだ。 水色の冷たいプラットホーム。 速やかに僕は潜り込んで。 何もかも僕は忘れてく。 地下鉄は闇のなか、進んでーーーー。 矢印は<幻想行き>。 前髪伸びすぎて、そう見えた。 とぎれたホームの端、 白線の上ーーーー。 流れてく外が澱んでく。  誰も居ない海の底みたい。 何もかも僕が忘れたら、 地下鉄に雨が降りだすよ。 水色の冷たいプラットホーム。 速やかに僕は潜り込んで。 何もかも僕は忘れてく。 地下鉄は‥‥‥。 離れてく僕の後ろには悲しみが小さくなっていく、 どこまでも行ける地下鉄は、 銀色の光、そのものでーーーー。 ギチギチ    作詞:竜太朗 / 作曲:Tadashi 最後には黒いゴミ袋。 再生利用<悲しい見世物>。 さながら僕らの思想や理想は、 感情多少とか、それに近い思い過ごし。 甲高い声は迷惑だ! 定義でもフロイトは嫌い! 無理して笑って、多少チック気味? 解体しないで、 ちゃんと理解してるから。 揺りカゴの中に僕はいる。 「ギチギチ。」 響いて、激しく揺れるから、 ボンヤリして何も感じない。 「ギチギチ。」 笑った。このまま止まらない。 揺りカゴの中に僕はいる。 「ギチギチ。」 響いて、激しく揺れるから、 ボンヤリして何も感じない。 「ギチギチ。」 笑った。このまま止まらない。 止まらないーーーー。